秋田県立秋田北高等学校数理探求クラスの2年生が、令和7年10月1日(水)から22日(火)までの期間に、10班に分かれ本学部と情報データ科学部の研究室を訪問しました。

本訪問は、自らが進める課題研究について、大学教員より指導や助言を受けたいとの要望があり実施されたもので、生徒さんが取り組む課題は全10テーマ。各テーマごとに研究室を訪れ、助言を受けたり検証のための実験を体験したりと、自身の課題解決を目指し熱心に取り組んでおりました。

この経験が、科学や工学に対する視野を広げるとともに理工系分野への興味・関心を高め、生徒のみなさんの進路決定の一助となることを願っています!

訪問の様子

総合環境理工学部

ゾウリムシを用いた水質浄化実験

10月6日(月)

電池の効率(濃度の変化によって効率は変わるのか)

10月6日(月)・10月21日(火)

水膜解析AI開発

10月9日(木)・15日(水)

リチウムイオン電池を使用した自動車の寒暖差による電池の消耗率の違い

10月10日(金)

ヘリウムガスの量によってセミの声の高さは変わるのか?

10月14日(火)

身近なものからバイオエタノールを作る

10月16日(木)

自然現象を再現して視覚的に理解しよう!

10月16日(木)

納豆菌を使った効率のよい水質浄化

10月22日(水)

応用化学生物学科 応用化学コース 村上 賢治 教授

情報データ科学部

micro;bitを用いて乳幼児の死亡率の低下を図る

10月1日(水)

普通自転車とロードバイクの走行特性の違い

10月16日(木)

生徒さんの感想から
  • 高校生にとってとてもわかりやすく、そして優しく楽しく教えていただき、本当に貴重な経験となりました。実験もさせてもらえて、すごく学べるところが多かったです
  • 教授の観点は私達が考えていたものとは大きく違い、専門的な考え方が必要なことがわかりました。課題点についての的確な指摘や研究方法のアドバイスはとても参考になりました。ありがとうございました。
  • とてもわかりやすく説明していただいて有意義な時間になりました。実際に機械を使って測定するなど、普段の高校生活では見ることのできない機械や実験など見ることができてよかったです。これからの課題研究に役立てたいと思います。ありがとうございました。
  • 自分たちの望んでいた研究結果にたどり着くことはできず、諦める形になった研究もあったけれど、研究要素を諦めるうえでの研究結果のまとめ方や発表の仕方、また別の新しい要素の追加の提案などをしていただけて有意義な訪問になりました。ありがとうございました。
  • 大学の研究室訪問によって、研究条件などの不足していた部分に気づき改善していくことができたと思います。また、3Dプリンターを使わせて頂いたことでより質の良い実験ができました。
  • 丁寧で、詳しくわかりやすく、指導していただいて、とても勉強になりました。一部、研究施設も見学もさせてもらいました。秋田大学に入りたいという気持ちがより一層強くなりました!本当にありがとうございました!!